横浜に舞鶴ゆかりの人がお店を開いておられるとのタレコミがあったので、出張のついでに寄ってきました。
場所は新横浜から5分ほどの「大口駅」から降りてすぐ。「洋風スタンド 日高商店」外から覗いてみると、既に何人か楽しそうにお話をされているお客さんがいらっしゃいます。

普段、常連さんがたくさんいらっしゃるローカルなお店に気軽に飛び込める人間では無いんですが「舞鶴にゆかりがある」お店だと思うと、勝手な仲間意識が生まれて気軽にお店に入れてしまうのが不思議です(みなさんも「舞鶴ゆかり人」で紹介したお店で、ぜひ試してみてください)
お店に入って席に座ると、お客さんが次々と訪れて店内はすぐに満席に。お隣の常連さんが親切にお薦めの「プッチもり」を教えてくださいました。

980円でこのボリューム。仕事帰りにちょっと寄って、美味しいアテをつまみながら、1杯~2杯飲んで帰る幸せが詰まった素敵なメニューです。
お隣の常連さんは日高さんの同級生だそうで、昔の話などをちょこちょこと伺いながら飲み進めます。ワインの量が凄いし。

「ここはいい日本酒も揃ってるよ!」と常連さんからのお勧めもあり日本酒もオーダーしてみます。ほんといいお酒が揃ってるなあ。

少し落ち着いたところでマスターとお話できました。

マスターの日高さんは、この大口でお生まれになり、舞鶴には中学・高校の時にお住まいだったそうです。
このお店を紹介してくださったのは、東舞鶴高校の野球部の先輩の方で、先輩キャッチャーと後輩ピッチャーという間柄だったとのこと。
就職後も日高さんは社会人野球で活躍され、関西にも長くお住まいでしたが「サラリーマンで終わる気は無かった」ことから、早期退職して、日高商店を開店されたとの事。その思いを貫けるのがかっこよいですね。

その後も、新たに入ってこられたお父さんと、趣味のオープンウォータースイミングや、横浜でおすすめの居酒屋の事を伺ったり、TVをネタに会話しながら「地獄のピクルス」をいただいたりして、今日初めて来たお店なのに、いつも通ってる近所のお店のような、和気あいあいとした楽しい雰囲気で時間が過ぎていきます。

まだまだゆっくりできそうだけど、これ以上盛り上がると終電を逃しそうなのでお開きとします。最後に九頭龍をいただいてフィニッシュ。

新横浜からすぐの舞鶴ゆかりのお店は、他所から来た人間もすぐに受け入れてくれる、地元の皆さんが集う楽しいお店でした。
新横浜から一本で行けるので、出張で横浜にいった舞鶴人は、もれなく寄るべきお店と言えるでしょう。
マスターからは舞鶴人と名乗ると「舞鶴割」をしてくださるとのお話もいただきましたので、もし近くに寄ることがあれば、是非一度訪れてみてください。

洋風スタンド 日高商店
神奈川県横浜市神奈川区大口通67-4
https://www.instagram.com/hidaka_s_oguchi/
